プレミア・リーグは28日に第14節を行い、首位に立つマンチェスター・ユナイテッドは、ウエスト・ハムに1-0で勝利した。2位のマンチェスター・シティとは、勝ち点1の差があるものの、タイトル争いは長引くだろうとアレックス・ファーガソン監督は予想している。試合後の監督を、クラブの公式HPが伝えている。

「勝ち点3を取って、われわれが首位をキープした。チェルシーが引き分けに終わったことで、われわれが若干リードしている。だがシティは私たちのすぐ背後にいるわけで、長いシーズンになるだろう」と語っている。

　開始早々のゴールで勝ったユナイテッドだったが、「難しい試合だった」と指揮官は振り返る。

「チームはチャンスを多くつくったが、フィニッシュまで持ち込めずに終わってしまった。開始早々に点を取って、それから約90分間は無得点。でもクリーンシート(無失点)で勝てた。相手はボックス内で小競り合いを仕掛け、ハイボールからの展開を狙っていた。それでも結果的にチームは最後まで守りきった。特にエバンス、スモーリング、ラファエウの3人は素晴らしかった」と、7試合ぶりの完封勝利を喜んだ。

　特にブラジル人右SBのプレーを、称賛した。

「ラファエウは、本当に成熟してきている。まだ22歳だが、チームに加入した頃は18歳で、非常に情熱的なタイプの選手だった。感情が勝ってしまうこともあったが、失敗から多くを学んでいる」

　ユナイテッドは2日にレディングとのアウェーゲームを戦い、翌週の9日にはマンチェスター・ダービーを迎える。

---

▼関連リンク
プレミアリーグ2012-13特集ページ