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乾がダメ押しの今季4点目、フランクフルトは4戦ぶり白星

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 ブンデスリーガは8日、第16節2日目を行い、MF乾貴士の所属するフランクフルトはホームでブレーメンと対戦し、4-1で快勝した。乾は左MFで開幕から16試合連続の先発出場を果たすと、後半45分に今季4得点目となるダメ押しゴールを決め、勝利に貢献した。

 左サイドで起点となる乾は積極的にゴールを狙う。前半35分、DFオチプカからマイナスのパスを受け、迷わずシュート。同36分には乾が右CKからショートコーナーでつなぎ、リターンパスを受けると、角度のない位置から左足を振り抜いたが、枠を捉え切れなかった。

 0-0で後半に折り返すと、フランクフルトが立ち上がりから仕掛ける。後半2分、ロングフィードから相手DFのミスを突いた乾がボールを奪い、PA左から左足でシュート。GKが弾いたボールを今度は右足で狙った。これはゴール上に浮いたが、同3分、左サイドのスローインからオチプカの左クロスにMFマイヤーが頭で合わせ、先制点を奪った。

 ブレーメンも後半9分、右サイドをドリブルで突破したFWアルナウトビッチのクロスからFWペテルセンがヘディングシュート。1-1の同点に追いつくが、フランクフルトが連続ゴールで一気に突き放した。

 後半17分、MFシュベクラーが豪快な右足ミドルをゴール左上に突き刺し、勝ち越しゴール。さらに1分後の18分、PA内で仕掛けたFWオーシャンの左クロスにMFアイグナーが右足で合わせ、3-1とリードを広げた。

 ブレーメンの反撃にも落ち着いて対応するフランクフルト。後半31分には乾がアイグナーにスルーパスを通すが、シュートは枠を捉え切れない。そして迎えた後半45分、DFユングのスルーパスに反応した乾がGKもかわして右足で無人のゴールに流し込んだ。

 9月25日のドルトムント戦(3-3)以来、11試合ぶりとなる乾の今季4得点目がダメ押し弾。直後に乾はベンチへ下がったが、4-1の快勝で連敗を2で止めたフランクフルトは4試合ぶりの勝ち点3を挙げると、シャルケを抜いて4位に順位を上げた。


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