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サウサンプトンは敵地でフルハムと分ける。吉田は14戦連続スタメン出場

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 プレミア・リーグは26日、第19節を行い、日本代表DF吉田麻也とFW李忠成が所属するサウサンプトンはアウェーでフルハムと対戦し、1-1で引き分けた。吉田は14試合連続でスタメン出場したが、李はベンチ外だった。

 試合は早い時間に動く。前半8分、サウサンプトンは左サイドから入れられた低いクロスに対し、GKケルビン・デービスが処理を誤ってしまう。逆サイドへ流れたボールをFWディミタール・ベルバトフに流し込まれる。吉田の懸命のタックルも間に合わず、1点をリードされた。

 後半に入ってから、サウサンプトンも反撃に出る。後半2分には左サイドからMFジェーソン・パンチョンが鋭いシュートを放ったが、ボールはゴールの右へ外れる。同33分には左サイドからのクロスをPA内で吉田が中央に流す。これをFWリッキー・ランバートが左足を一閃。ボレーで合わせたが、シュートは枠を捉えられなかった。

 その後もフルハムを押し込むサウサンプトンは、後半39分にCKを得る。ランバートと競り合ったフルハムのDFが、ハンドを犯し、PKを獲得。これをランバートがゴール左に蹴ると、強烈なシュートはGKマーク・シュウォーツァーの手を弾きゴールへ。ついに追いついたサウサンプトンは、同43分にもMFガストン・ラミレスが強烈なシュートをゴールマウスに飛ばしたが、GKシュウォーツァーにセーブされた。

 後半ロスタイムにはフルハムのMFスティーブ・シドウェルも豪快なボレーシュートを放ったが、ボールは右に外れて得点にはつながらなかった。このまま試合は1-1で終了。1試合消化試合の少ないサウサンプトンは勝ち点を16に伸ばし、エバートンに1-2で敗れたウィガンとの勝ち点差を1に広げている。

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