beacon

逆転勝利でサンダーランドの連勝を止めたトッテナムが暫定3位に浮上

このエントリーをはてなブックマークに追加

 プレミア・リーグは29日に第20節1日目を各地で行い、4位のトッテナムはアウェーでサンダーランドと対戦した。試合を優勢に進めたトッテナムだが、セットプレーから先制点を許してしまう。それでも後半開始早々、立て続けに2点を挙げて試合をひっくり返し、2-1で勝利。前節のアストン・ビラ戦(4-0)に続き2連勝を飾っている。

 前半20分にはMFガレス・ベイルからのパスを受けたMFサンドロがシュートを放つ。死角から放たれたシュートをサンダーランドのGKサイモン・ミグノレットが弾いたが、すぐにボールを回収し、得点は与えなかった。同30分にはFWジャーメイン・デフォーがシュートを打つと、DFがボールをクリアーミスする。これがフリーになっていたFWエマニュエル・アデバヨールの前に転がったが、至近距離からのシュートをクロスバーに当ててしまい、決定機を生かせなかった。その後もサンダーランドに圧力を掛けるトッテナムだが、得点を挙げられない。

 迎えた前半40分、サンダーランドはFKのチャンスを得ると、最後はゴール前にこぼれたボールをDFジョン・オシェイが蹴り込み、1-0と先制に成功する。1チャンスを生かしたサンダーランドがリードして前半を折り返す。

 後半3分、トッテナムはCKを得るとゴール前に入れたボールがDFカルロス・クエジャールの頭に当たり、オウンゴールで同点に追いついた。さらに7分にも、相手のミスを逃さずにMFアーロン・レノンがドリブル突破からゴールネットを揺らして、2-1と一気に逆転した。さらに15分にもトッテナムはベイルがドリブル突破を見せPA内にボールを運び、デフォーにラストパスを送る。ゴール前でフリーになっていたデフォーだが、シュートはGKミグノレットの好守に阻まれた。

 後半37分にはFWアデバヨルがMFクリント・デンプシーからのヒールパスを受けて、GKと1対1の局面を迎える。しかし、ここでもシュートをGKミグノレットに当ててしまい、勝利を決定づけることができなかった。それでも2連勝中のサンダーランドの反撃を凌ぎ切り、2-1で勝利。勝ち点を36に伸ばし、2試合消化試合数の少ないチェルシーを抜き、暫定3位に浮上した。

▼関連リンク
プレミアリーグ2012-13特集ページ

TOP