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メッシ15戦連発の決勝点、バルサが“CLショック”払拭しクラシコ2連戦へ

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 リーガ・エスパニョーラは23日、第25節を行い、首位バルセロナはホームでセビージャと対戦し、2-1で逆転勝ちした。1-1の後半15分にFWメッシがリーガ記録を更新する15試合連続ゴールで決勝点を決めた。

 20日の欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦でミランに0-2で敗れたバルセロナ。中2日で迎えたリーグ戦もまさかの展開となった。前半4分、メッシからパスを受けたMFイニエスタのシュートがDFのブロックに阻まれると、同22分にはイニエスタからの左クロスを受けたメッシが右足でシュート。決定的な形だったが、これもGKの好守に阻まれた。

 すると前半43分、セビージャはMFラキティッチの左FKを逆サイドのDFコケが折り返し、DFボティアがヘディングシュート。前半終了間際の先制点で、アウェーのセビージャが1点リードで後半に折り返した。

 後半開始からFWアレクシス・サンチェスに代えてFWテージョを投入したバルセロナは反撃を強める。そして後半7分、右サイドを抜け出したDFダニエウ・アウベスのクロスをFWダビド・ビジャがヘディングで叩き付け、待望の同点ゴールを奪った。同15分にはPA手前でボールを持ったメッシが左サイドのテージョに展開。フリーでゴール前に走り込むと、テージョからのリターンパスを左足で流し込んだ。

 リーガ15試合連続ゴールとなったメッシはこれで今季通算38得点目。セビージャ相手にゴールを決めたことで、今季対戦した19チームのうち得点していないのはセルタだけとなった(セルタとは第29節に敵地での対戦を残している)。

 試合はそのまま2-1で終了し、3連勝で勝ち点を68にまで伸ばしたバルセロナ。ミラン戦のショックを払拭するとともに、3位レアル・マドリーとの勝ち点差16をキープし、26日のコパ・デル・レイ準決勝第2戦、3月2日のリーガ第26節と続く“クラシコ2連戦”へ臨む。


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