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香川&ルーニーがチェルシー戦先発か、ファーガソン「共存は可能」

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 マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督は、10日のFA杯準々決勝・チェルシー戦に向けた記者会見でFWウェイン・ルーニーとMF香川真司について「共存は可能だ」と述べた。

 香川、ルーニーともにセカンドトップ、いわゆるトップ下のポジションで持ち味を発揮しやすい。しかし、どちらかがサイドに回っても、両者は互いに補完し合う関係性ができつつある。

「彼らはストライカーの背後で生きるベストな選手だと思うが、共存は可能だ。ニューカッスル戦ではダイヤモンド型のフォーメーションを試してみたが、それで分かったことでもある。ウェインをセントラルMF、シンジを右サイドハーフで起用し、非常にうまくいった。優れたフットボーラーは、共にプレーが可能だ」

 2日のノリッジ戦では香川がハットトリックを達成し、ルーニーも1得点2アシストを記録。5日のレアル・マドリー戦は両者ともにベンチスタートで、ルーニーは途中出場したが、香川には出番がなかった。

「最近はロビン(ファン・ペルシー)の調子が良いのでチチャリート(ハビエル・エルナンデス)を起用できていない。それにノリッジ戦でハットトリックを記録したシンジに、レアル・マドリー戦で出場機会を与えなかった。選手起用に関しては頭が痛いよ」

 そう語るファーガソン監督はチェルシー戦にどんなメンバーで臨むか。英ガーディアン紙はチェルシー戦の予想先発を掲載。ルーニーがトップ下、香川が左サイドハーフで先発すると予想している。


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