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1失点目を悔やむ内田、「プレーを止めちゃいけなかった」

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 ブンデスリーガは13日、第29節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでMF細貝萌の所属するレバークーゼンと対戦し、2-2で引き分けた。内田は右SBで3試合連続のフル出場。0-2から追いつく展開に「2点取られた感じはよくなかったけど、そのあとはがんばって追いついたし、1点取ってからはスタジアムの雰囲気もよかったので、それで1点、2点と取れたのかなと思う」と振り返った。

 この日は縦関係を組むMFジェファーソン・ファルファンが欠場。左利きのMFミシェル・バストスが2列目の右サイドに入った。「コンビネーションが出てくればいいけど、今日はどうしても自分で行かないといけないところが多かった」。積極的なオーバーラップでチャンスに絡んだ内田だが、「人が違うからいいとか悪いとかじゃなくて、それぞれの特徴を生かすことでオプションも増えてくると思う」と満足はしなかった。

 前半39分に先制点を許した場面では、失点の直前にゴール前でFWマリカが相手選手と交錯し、ピッチに倒れていた。一瞬、プレーを止めてしまったシャルケの選手の隙を突き、レバークーゼンは先制点を奪った。「笛が鳴った、鳴ってないとか、プレーが止まったとかじゃなくて、自分たちがプレーを止めちゃいけなかった」と反省していた。

(取材 了戒美子)

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