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田坂先発のボーフム、4連勝で2部残留に王手

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[5.4 ブンデスリーガ2部第32節 ボーフム2-1ケルン]

 ブンデスリーガ2部は4日、第32節2日目を行い、MF田坂祐介の所属するボーフムはホームでケルンと対戦し、2-1の逆転勝利をおさめた。田坂は4試合連続で先発出場。後半42分までプレーし、得点こそなかったが、決定的な場面に絡むなどチームの勝利に貢献した。

 4位ケルンは前節終了時点で、1部との昇降格プレーオフに回る3位カイザースラウテルンとの勝ち点差が「1」。1部復帰へ是が非でも勝ち点3が欲しいケルンは立ち上がりから果敢に攻め込み、前半30分にはボーフム守備陣のクリアミスを突いて先制点を奪った。

 ボーフムも少ないチャンスから同点ゴールを目指す。後半9分、MFミヒャエル・デルーラのパスから田坂が絶妙なタイミングでDFラインを突破。GKとの1対1からシュートを打ったが、枠を捉え切れず、決定機を逃してしまった。

 それでも後半20分、MFマーク・シャトコフスキのFKにFWスラトコ・デディッチが頭で合わせ、1-1の同点に追いつくと、同34分にはデディッチのCKからDFマーセル・マルトリッツがヘディングシュートを叩き込んだ。

 セットプレー2発で逆転に成功したボーフム。後半39分、田坂からパスを受けたデディッチのシュートをポストを叩くなど3点目こそ奪えなかったが、そのまま2-1で逃げ切った。4連勝で勝ち点を38に伸ばし、残り2試合で3部との昇降格プレーオフに回る16位D・ドレステンとの勝ち点差4をキープ。次節のFSVフランクフルト戦に勝てば、自力で2部残留が確定する。


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