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モウ:「私が監督でいる間はD・ロペスが出場する」

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マドリーでの続投も示唆

 レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督が、同クラブで続投する可能性を示唆した。また、同監督は議論を巻き起こしているGKイケル・カシージャスの状況に、明確な考えを示している。

 マドリーはボルシア・ドルトムントに敗れ、チャンピオンズリーグ準決勝敗退が決定した。悲願だった“デシマ”(クラブ史上10回目のCL制覇)を逃し、モウリーニョ監督も今季終了時の退団に近づいているといわれている。

 しかし、モウリーニョ監督はマドリーで指揮を続けることをにおわせた。ドルトムント戦後に、首脳陣に辞職の意を伝えたかと尋ねられると、こう答えている。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。

「ノー。私がプランニングしているのは、ここで続けることだ。疑いのないように、言っておきたい。私はマドリーで働く最後の日まで給与を受け取るが、それ以上のお金は一切受け取らない」

 GKディエゴ・ロペスに正守護神の座を譲っているカシージャスに関しては、次のように述べた。

「君たちが理解できるように、私のメッセージを送る。私はサッカー監督で、クラブは私を監督として契約した。監督は権限を有している。そのなかには、誰が出場するかを決断する権限がある。私はその決断を、コインを落としてやっているわけではない。考え、分析し、数字を調べ、討論し、試合を見直しながら、自分の頭と合意した上で決断している」

「私は、ディエゴ・ロペスをより好む。シンプルだ。個人的な意思など存在しない。私は足もとのプレーに優れ、空中戦に強いGKを好む。さらに、ゴールマウスの下では怪物のようなね」

 モウリーニョ監督は、再びカシージャスへの攻撃的な姿勢を見せた。

「私は違う特徴を持ったGKが好きなんだ。もちろん、カシージャスも同様の意見を持つことができる。(ビセンテ・)デル・ボスケや(マヌエル・)ペジェグリーニを好むことができるんだ。扱いやすい監督を好んでいい。だが、私がレアル・マドリーの監督である間は、ディエゴ・ロペスがプレーする」

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