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ランパードが最多得点記録更新のチェルシーが逆転でCL出場に前進

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 プレミア・リーグは11日に第37節1日目を行い、ヨーロッパリーグの決勝に勝ち進んでいるチェルシーが2-1でアストン・ビラに勝利した。この試合で2得点を挙げたMFフランク・ランパードは、チェルシーでの通算ゴール数を203として、同クラブでの歴代最多得点者となっている。

 来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得を目指す3位チェルシーだが、残留争いの真っただ中にいるアストン・ビラに苦しめられる。前半15分にFWクリスティアン・ベンテケに先制点を決められると、その後はチャンスを生かせない。前半終了間際にはMFラミレスが、この試合2度目の警告を受けて数的不利となってしまう。

 難しい立ち場に陥ったチェルシーだったが、後半13分にベンテケが2度目の警告を受けて、数的同数になってから反撃を見せた。後半16分にはランパードの左足シュートで同点に追い付く。さらに同27分にはCKからDFガリー・ケーヒルのヘッドをDFがゴールライン上で止める。これをFWデンバ・バが押し込んだように見えたが、審判団はゴールを認めなかった。

 さらに後半32分にはキャプテンのDFジョン・テリーが負傷し、交代を強いられた。これだけ難しい状況になったが、試合終了間際の後半43分、ランパードがMFエデン・アザールが左サイドから折り返したボールをゴールにねじ込み、逆転に成功した。

 後半ロスタイムにはエデン・アザールも負傷を訴えて、ピッチを去ったチェルシー。数多くの試合をこなし、慢心創意になっているチームはヨーロッパリーグ決勝に不安を残しながらも、2-1で逃げ切った。

 リーグ戦、残り1試合のチェルシーは、2試合を残す5位トッテナムとの勝ち点差を6に広げた。このため、得失点差でも17上回るチェルシーは、4位以内でのシーズン終了を確実なものとしている。

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