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メキシコ撃破のイタリア、先制FKのピルロがMOMに

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[6.16 コンフェデレーションズ杯A組 メキシコ1-2イタリア リオデジャネイロ]

 マン・オブ・ザ・マッチにはイタリアMFアンドレア・ピルロが選出された。34歳のベテランMFは中盤中央の位置で先発すると、攻撃の起点として存在感を発揮。前半25分に左オープンスペースへ走るFWマリオ・バロテッリへ絶妙なフィードを送ったほか、カウンターから鋭くPAへ侵入するなど攻撃を引っ張った。

 そして前半27分、ゴール正面左寄り、ゴールまで約23mの位置から右足FKを沈めて先制ゴール。ゆったりとした助走から放たれた一撃は鮮やかに7枚の壁を越えてゴール左上へ吸い込まれた。GKは反応こそしたものの、早々にあきらめて、手を伸ばすことなく着地した。 

 フィールドプレーヤーでは同代表最年長の34歳。ただ、今シーズンもユベントスのセリエA制覇に貢献するなど世界屈指のゲームメークは未だ健在だ。この日は得点後も前半42分に距離の長いスルーパスを右SBイグナツィオ・アバーテへ通すなど好プレーの連続。FK時にはスタンドから自然と拍手が起こるほどイタリアの名手はブラジルのファンを沸かせていた。19日の第2節では日本の前にこの男が立ちはだかる。

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