beacon

PK献上のダビド・ルイスはファウル認める、「僕のミスだった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[6.26 コンフェデレーションズ杯準決勝 ブラジル2-1ウルグアイ ベロオリゾンテ]

 守護神に感謝した。前半13分のウルグアイの右CK。PA内でDFダビド・ルイスがDFディエゴ・ルガーノに前に入られ、思わず後方から押し倒した。PK。絶体絶命のピンチにGKジュリオ・セーザルがFWディエゴ・フォルランのキックを横っ飛びで弾き、難を逃れた。

「僕のポジショニングミスだった。スペースにルガーノが入ってきて、押してしまった。PKだと思うよ」。そう判定を受け入れたダビド・ルイス。PKストップの守護神に抱き付き、安堵の表情を浮かべていた。

「ウルグアイは強かったよ。守備的で、ラインが深かった。チャンスをつくるのは難しかったね」。それでも、PKのピンチをしのいだブラジルはワンチャンスを生かして前半41分に先制。後半3分にミスから追いつかれるも、同41分にセットプレーで勝ち越した。

 決勝は30日にリオデジャネイロのマラカナンスタジアムで開催される。相手はスペインか、イタリアか……。「どちらでも一緒だよ。僕らはブラジル代表としてマラカナンで決勝を戦う。相手がスペインでも、イタリアでもベストを尽くすだけだ」。

 3連覇まで、あと1勝。開催国としてファイナル進出で満足するわけにはいかない。「夢が叶ったね。決勝は僕らにとって特別な思い出になるだろう。だけど、まだ何も勝ち獲ってはいない」。ダビド・ルイスはそう力を込め、タイトル獲得を誓った。

(取材・文 西山紘平)

▼関連リンク
コンフェデレーションズ杯2013特集

TOP