世界中からビラノバ監督に激励

　バルセロナMFアンドレス・イニエスタは、健康上の理由のため退任することになったティト・ビラノバ監督に激励の言葉を送った。

　バルセロナは19日に開いた会見で、ビラノバ監督が受けた検査の結果「治療と仕事を両立できない」ことが明らかになったとして同監督の退任を発表した。

　この日故郷の村のフエンテアルビージャでサポーターによる銅像を設置され、記念式典のため帰郷していたイニエスタは、この日が「強い感動と、その逆の気持ち」の一日になったとコメント。ビラノバ監督に向けては「このとても苦しい戦いにもう一度勝利するだろう」と回復を確信する言葉を述べた。

　その他の選手たちも、ソーシャルメディアなどを通してそれぞれ監督への思いを表している。FWリオネル・メッシは『フェイスブック』で「頑張れティト!　僕らはこの戦いでいつも一緒にいる」と激励し、バイエルン・ミュンヘンへ移籍したMFチアゴ・アルカンタラも「ティトと彼の家族に世界中からのサポートを」と『ツイッター』でコメント。昨季までバルセロナに在籍し、同じく病気に苦しんだモナコDFエリック・アビダルも「いつも君の側にいる。大きなハグを」とビラノバ監督への思いを発信した。

　FIFAのゼップ・ブラッター会長やライバルクラブのレアル・マドリー、チェルシー、ミランなど、世界中から数多くのクラブや関係者、選手らがビラノバ監督の病気への勝利を祈り、激励のコメントを送っている。

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