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CSKA会長が明言「本田を売るつもりはない」

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 休暇中のCSKAモスクワのエフゲニー・ギネル会長がロシア『ボブサッカー』のインタビューに応じ、日本代表MF本田圭佑の今夏の移籍に関してコメントした。

 同会長は「本田の移籍に関する憶測には疲れた。3週間前に我々は立場を明確にした。本田を売るつもりはない。500万ユーロ(約6億5000万円)だとか1000万ユーロ(約13億円)でもだ」と発言。今夏の移籍はないことを強調した。

 またミラン側に「失礼な態度」があったと説明。「例えば、ミランは今年初頭に本田を獲得しようとした。その時はそういった権利はないはずだ。リザーブの選手を本田の代わりにレンタルで出すとの提案もあったんだ」と話している。

「本田はこの状況を理解している。CSKAは選手の要求を尊重できるクラブだ。FWバグネル・ラブが最近移籍したこと(中国・山東魯能へ移籍)が証明している。ただし、交渉の際は我々に敬意を払い、基本原則に従わなければならない」

 個人での合意には達している本田のミラン移籍だが、CSKAが移籍を認めない限り、本田は契約の残る1月までのCSKAでプレーすることになる。ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOも、本田の今夏の獲得が難しいことをほのめかすなど、現状ではミランへは1月加入が有力となっている。さらに追い討ちをかけるようなCSKA会長の発言。年俸を移籍金に上乗せすることで調整に入ったとの見方もあるが、保有権を持つクラブ会長の「売らない」発言は重い。


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