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ランパード&ルカクでチェルシーがローマに逆転勝利

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良い形でアメリカツアーを締めくくる

 チェルシーは10日に行われたアメリカツアー最終戦で、ローマに2-1の逆転勝利を収めた。

 21分に先制点を奪ったのはローマ。チェルシーDFライアン・バートランドのバックパスに対してGKマーク・シュウォーツァーがトラップを誤り、ボールがポストに当たって中央に跳ね返ると、抜け目なく走り込んでいたエリック・ラメラが押し込んだ。

 1点ビハインドで前半を終えたチェルシーだが、メンバーを入れ替えた後半に反撃。中央でボールを受けたMFフランク・ランパードが持ち上がると、そのままペナルティーエリア正面から強烈なシュートを突き刺して1-1の同点とした。

 そのまま引き分けでタイムアップを迎えるかに思われたが、終了間際にはチェルシーが決勝点を奪う。MFエデン・アザール、FWデンバ・バがエリア内で粘ってボールをつなぐと、最後はFWロメル・ルカクが蹴り込んで試合を締めくくった。

 アメリカ遠征で4試合を戦ったチェルシーは、レアル・マドリーには敗れたとはいえ、インテル、ミラン、ローマのイタリア勢を破って3勝1敗。来週末のプレミアリーグ開幕に向けて上々の仕上がりを見せている。

 チェルシーのコーチのルイ・ファリア氏はローマ戦とツアー全体を振り返り、クラブ公式サイトで次のように述べている。

「代表チームの試合に行く選手たちや、レアル・マドリー戦で長い時間プレーした選手たちは休ませるようにした。開幕戦に向けて準備しているところだからだ。こういう試合で大事なのは勝つことではなく、勝ち方だ」

「プレシーズンの期間を通して、チームのクオリティーを上げていくことが一番大事なことだ。選手たちの献身的な姿勢に、我々は心から満足している。彼らはできる限り最高のパフォーマンスを出そうとしてくれた」


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