「1日ずつやっていく」としつつも…

　フランス代表DFエリック・アビダルは、来年開催されるブラジル・ワールドカップ(W杯)への出場も視野に入れているようだ。

　2度にわたる肝腫瘍手術により、長期離脱を余儀なくされたアビダル。だが、契約満了をもってバルセロナを退団し、モナコへと移籍した同選手は、14日に行われるベルギー代表との国際親善試合でフランス代表への復帰を果たした。

　アビダルは代表復帰への喜びを次のように話している。『ESPN』が伝えた。

「この2年のことがあって、これを期待してはいなかった。このチームに戻ってきたこと、代表のユニフォームを着ることを、非常に誇りに思っている。僕にとってとても重要なんだ」

「フランス代表復帰が最初の目標だったとは言わない。バルセロナを退団してから、いろいろなことが起きた。僕はとても幸せだ。人生を楽しんでいる。ピッチで楽しみたい。自分が経験してきたことから言えば、プレーできることを喜ぶ以外にないよ」

　その上で、アビダルは来年のW杯について、次のように話している。

「1日ずつやっていくよ。僕がモナコで楽しめば、そして僕らのシーズンが良いものになれば、僕はフランス代表に残れるだろう。そして、ブラジルへ行くことを願うよ」