beacon

[国際親善試合]イングランドがスコットランド下す、代表初招集の31歳FWが逆転弾

このエントリーをはてなブックマークに追加

 国際親善試合が14日に各地で行われ、イングランドはホームでスコットランドに3-2で勝利した。代表初招集ながら決勝点を決めた31歳のFWリッキー・ランバート(サウサンプトン)は「ずっと夢見てきたことだった」と代表初ゴールを喜んだ。ランバートは日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンで昨季は15得点を挙げている。

 試合は常にスコットランドが先行するイングランドにとっては苦しい展開となった。前半11分にスコットランドが先制、同29分にMFセオ・ウォルコット(アーセナル)のゴールでイングランドが追いつく。しかし、1-1で迎えた後半4分に再び失点を喫してしまった。それでも同8分、FKにFWダニー・ウェルベック(マンチェスター・U)が頭で合わせ、2-2と再び試合を振り出しに戻した。

 なんとか勝ち越したいイングランドは後半22分、FWウェイン・ルーニー(マンチェスター・U)に代わって、ランバートを投入。すると出場から、わずか3分後の後半25分、31歳のFWが仕事を果たす。左CKに合わせて、豪快に頭で叩き込んだ。代表初出場のランバートが出場時間3分で代表初ゴールを記録。これが決勝点となり、イングランドが3-2で競り勝った。

 試合後、イングランドのロイ・ホジソン監督は「ランバートには満足している。彼は技術があり、ゴール前でも落ち着いて仕事をしている」と殊勲のFWを称えた。


▼関連リンク
ブラジルW杯各大陸予選特集ページ
ブラジルW杯欧州予選特集

TOP