獲得意思の有無は明かさず

　チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、アンジ・マハチカラFWサミュエル・エトーがチェルシー加入を希望していることを喜ぶ様子を見せている。だが、同監督の側に獲得の意思があるのかどうかは明確にはされていない。

　エトーは過去にモウリーニョ監督の率いたインテルで活躍し、3冠獲得に貢献した。アンジのクラブ改革による財政縮小によって放出の可能性が浮上した同選手は、もう一度モウリーニョ監督の下でプレーしたいという希望を語り、チェルシーへの移籍を期待する様子を見せていた。

　モウリーニョ監督はエトーの言葉を喜びながらも、獲得に動くのかどうかについての明言は避けている。イギリス『スカイ・スポーツ』がチェルシー指揮官のコメントを伝えた。

「過去に一緒に仕事をしたことのある誰かが、もう一度私と一緒にやりたいと望んでくれるのは、いつもうれしいことだと思う。サミュエルがそう思ってくれていることを読んだ時には良い気分だったよ。我々にとって素晴らしい話だが、これからどうなるかを見てみよう」

　エトーのアンジへの加入時に仲介役を務めたFIFA公認代理人のペッピーノ・ティッリ氏はアンジからの移籍を否定しているが、これから移籍市場の閉幕までに新たな動きはあるのだろうか。

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