史上最高額で完了間近と認める

　トッテナムのアンドレ・ビラス・ボアス監督は、MFガレス・ベイルのレアル・マドリー移籍が完了間近に迫っていることを認めている。

　ベイルは、この夏を通してずっとマドリー移籍の可能性が取りざたされてきた。昨季、トッテナムで公式戦26得点を記録して、プレミアリーグ年間最優秀選手賞を受賞した同選手は、チャンピオンズリーグ出場を求めてこの夏の移籍を志願していた。

　ビラス・ボアス監督は、トッテナムとマドリーのクラブ間交渉が続行中であることを明かしながら、史上最高額の移籍金で取り引きがまとまりかけていることを示唆している。イギリスとスペインの複数メディアが同監督のコメントを伝えた。

「両クラブは現在、話し合っているところだ。どれくらい話し合いが続くのか、私には確かなことは言えない。すぐに起こるかもしれないし、起こらないかもしれない」

「今日決まることも、2日以内に決まることもあり得ると思っている。しかし、史上最大の移籍がそんなに早く起こることは予想できないだろう」

　マドリーは、ベイル獲得に9900万ユーロを支払う準備があると報じられている。これまでの移籍金最高額は、同クラブがFWクリスティアーノ・ロナウド獲得のためにマンチェスター・ユナイテッドに支払った9200万ユーロとなっている。

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