だが、今はミランで満足だと強調

　ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、将来的にイタリア代表を率いたいとの夢を隠していない。だが、現時点で代表監督になることは考えていないとも語った。

　イタリアメディアによると、イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督は、2014年のブラジル・ワールドカップをもって退任することを決意したという。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督らとともに、後任候補に挙がった一人が、2014年でミランとの契約が満了するアッレグリ監督だ。

　アッレグリ監督はイタリア『スカイ』のインタビューで、代表監督について次のように話している。

「今はミランでとても満足している。それに、代表にはプランデッリ監督のような素晴らしい指揮官がいるじゃないか。ただ、代表監督をやりたいという野心はある。すぐとは言わない。10年後とかね。でも、代表監督という目標を考えるのは普通のことだ。自分の国の代表チームを率いることは、どの監督にとっても夢だと思う」

　また、ミランでアッレグリ監督の指導を受けるFWマリオ・バロテッリは、同監督がイタリア代表の指揮官になる可能性について問われると、「今の自分はミランではなく、代表にいる」と述べるにとどまっている。