ベスト16進出に貢献

　スイスのヤング・ボーイズに所属するFW久保裕也は、14日に行われたスイスカップ2回戦の試合で決勝点となるゴールを記録し、チームのベスト16進出に貢献した。

　スイス3部のYFユヴェントスとの試合で後半26分から途中出場した久保は、2-2で迎えた84分、ゴール正面やや左寄りの遠目の位置でボールを受けて反転すると、そのまま右足を一閃。GKはまったく動くことができず、強烈なミドルシュートがゴール右隅に突き刺さった。

　アディショナルタイムにもう1点を加えたヤング・ボーイズは、4-2の勝利でこのラウンドを突破。久保のゴールが決勝点となった。

　リーグ戦では開幕5連勝のあと2連敗と、やや調子を落としていたヤング・ボーイズだが、この勝利を今後につなげたいと久保は試合後にコメントしている。

「最初はちょっと元気なかったですけど、これからまた連勝の流れをつくりたいと思います。(シュートは)うまくミートできました」

　積極的にシュートを打つ姿勢が生んだゴールとなったが、監督からの指示とは異なっていたようだ。

「実は『シュート打たずにパスしろ!』と言われます。監督の考えがありますので」

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