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トリノダービー、場外戦続く テベスも参戦

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「トリノは枠内シュートゼロ」

 28日に行われたセリエA第6節のトリノ対ユベントス戦を発端として、両クラブの舌戦が続いている。

 MFポール・ポグバの1点でユーベが1-0の勝利を収める結果となったトリノダービーだが、審判の判定や試合内容をめぐって両陣営が相手を批判する泥仕合の様相を呈してきた。

「70分にわたってボールを支配した」と主張したユベントスのアントニオ・コンテ監督に対し、トリノはクラブ公式サイトでほぼ五分のポゼッション率を根拠に「コンテ監督は数学が苦手」と反論。これに対してユベントスは、『ツイッター』の公式アカウントおよびクラブ公式サイトで次のようにやり返している。

「確かに我々は、数学に強くはないね。それでも、トリノがゴールの枠内に打ったシュートの数であるところの、ゼロという数字を導き出すことはできるが」

「トリノが枠内に打ったシュート数はゼロだった。ダービーでユベントスが圧倒的優位だったことを説明するためには、このデータだけで十分だろう。6本のシュートはまったく(ジャンルイジ・)ブッフォンを脅かすものではなく、彼はタダで試合を観戦できる観客のようだった」

 もう一つ論点となっているのが、試合中のラフプレーとジャッジをめぐる問題だ。コンテ監督は、トリノFWチーロ・インモービレがFWカルロス・テベスに対するファウルで退場になるべきだったと主張。テベスは自らの『ツイッター』で、傷口の写真を投稿しつつ皮肉った。

「僕らはいつも、助けを得て勝利している。だからこそ僕は今こういう状態だし、僕の足を折りそうだった選手に対してイエローしか出なかった」

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