マンチェスター・ユナイテッドのMFアドナン・ヤヌザイが、チームメイトのMF香川真司らライバルについて言及した。公式サイトが伝えている。

　現在18歳のヤヌザイは、初先発を果たした5日のサンダーランド戦で2ゴールを挙げる大活躍を見せた。不振のチームを救う救世主の誕生に、英メディアも大々的に活躍を報じた。

　代表入りも待望される同選手は、母国のベルギーはもちろん、コソボにルーツを持ち、アルバニアやトルコなど、複数の国の代表を選ぶことが可能となっている。さらにはイングランド代表のロイ・ホジソン監督も「将来的に、彼が帰化などするのなら、(招集について)イエスだね」と発言するなど、注目の的となっている。

　だが周囲の喧騒をよそに本人はいたって冷静で、「(ユナイテッドでは)みんながアドバイスをくれるんだ。よく話をしかけてくれるのはDFパトリス・エヴラとMFライアン・ギグスだね。彼らは経験豊富だし、彼らの意見は重要だよ。ほぼ毎日素晴らしい選手たちに囲まれてプレーできている。彼らの言うことを聞いて、さらに自分の持ち味もプラスしたいと考えているんだ」と、まずはユナイテッドで経験を積み上げることの重要性を説いている。

　またライバルとなる選手たちにも言及している。「ロビン・ファン・ペルシーやシンジ、それにウェイン・ルーニーといった選手たちのテクニックは素晴らしい。彼らと一緒にプレーすることで自分のテクニックも向上させることができる。経験豊富な彼らのプレーを通じていつスピードを上げるか、いつパスをするか、いつキープするかなどを学んでいくことで、自分でも自然にできるようになるんだ」と話している。

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