グループ2位が濃厚に

　ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、ブラジル・ワールドカップ(W杯)欧州予選でプレーオフを戦う必要があることが濃厚となった現状で、フランスと対戦することは避けたいと話している。

　ポルトガルは11日に行われたイスラエル戦にホームで痛恨のドロー。グループF首位のロシアに3ポイント差をつけられ、格下アゼルバイジャンとの対戦を残すロシアが首位でW杯出場権を獲得する可能性はきわめて高くなった。

　一方のフランスは、グループIで首位スペインに3ポイント差をつけられ、こちらも2位でプレーオフに回ることが濃厚。プレーオフへの展望についてのC・ロナウドのコメントを、ポルトガル『ボラ』が伝えた。

「プレーオフに回るのは大騒ぎするようなことじゃない。普通のことだし、驚く必要はない。僕らは過去数年ですでに経験してきたことだ。(首位通過は)数字的には可能性はあるけど、自分たちではどうにもならない」

「プレーオフを戦うことで納得しなければならない。できれば、少し幸運に恵まれて、難しいチームを引き当てないようにしたいね。唯一戦いたくないと思う相手はフランスだ」

　15日に各グループが最終戦を終えた後、プレーオフの組み合わせ抽選は今月21日に行われる。ホーム&アウェーのプレーオフは11月15日、19日に開催され、勝者が本大会の出場権を獲得する。

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