ご意見番が分析

　バルセロナのご意見番ヨハン・クライフ氏がスペイン『ディアリ・アラ』のインタビューに応じ、FWネイマールがFWリオネル・メッシよりも多くのファウルを受けている理由を分析した。

　リーガエスパニョーラ第8節終了時点で32回と、同リーグ最多の被ファウル数を記録するネイマール。クライフ氏は、ブラジル代表FWがメッシよりもファウルを受けやすい要因を、次のように説明している。

「ネイマールが多くのファウルを受けるのは、足下にボールを置いて、突破を試みるからだ。メッシはその点で、彼より問題が少ない。身体をうまく使うだけでなく、低身長だからね。ネイマールは彼より高く、DFにとっては守りやすい」

　ネイマールは、ファウルを受けた際に、大袈裟なリアクションを取るとの批判も浴びている。クライフ氏はそのようなリアクションが、テレビのリプレイ映像によって生まれたものとの見解を示した。

「現役時代の私も細身だったが、そのような選手を救ったのがテレビだ。以前はアウェーで打撃を受けたとしても、泣いてアピールすることはなかった。それを証明する方法がなかったらね。それに試合の記事を書くのも、アウェーにいる現地記者だった。現在の方がずっと良いよ」

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