報道陣殺到にイライラ

　ミランに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリが、またピッチ外で注目されている。同選手は13日、テレビカメラをはたき落とした。

　15日にアルメニアと対戦するイタリア代表は13日、試合が開催されるナポリに到着した。ナポリの駅には500人近いファンと報道陣が集まったが、その中でも大きな注目を集めた一人がバロテッリである。

　電車から降りてホームを歩くバロテッリに取材陣が殺到。いつものように表情を変えずに歩き続けた同選手だが、しばらくして苛立ちが爆発し、1台のカメラをはたき落としてしまった。

　バロテッリがはたいたカメラは、ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が所有する『メディアセット』のものだった。

　イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』電子版もこの件を伝えており、「このレベルですでにこういったストレスがあるなら、ワールドカップでは何をするのだろうか?」と締めくくった。