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ヤヌザイの父親がベルギー代表監督に怒り

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「招集を要求しているのは彼らの方」

 マンチェスター・ユナイテッドMFアドナン・ヤヌザイの父親は、同選手の招集を望んでいると見られるベルギー代表のマルク・ビルモッツ監督の発言に対して腹を立てているようだ。

 今月5日のサンダーランド戦で2ゴールを記録して一躍注目を浴びたヤヌザイは、複数の国の代表チームでプレーする資格を有しており、各国協会による争奪戦へと発展する様相を呈している。

 ビルモッツ監督は先日、ヤヌザイに招集の打診をしたが、現時点では断られたことを明らかにしていた。ユナイテッドは、同選手がまだどの代表チームを選ぶか決断する準備ができていないと答えたとのことだった。

 だが指揮官はベルギー『RTBF』でヤヌザイについての質問に次のように答え、選択権はベルギー代表側にあると取れる態度を示したと報じられている。

「私と交渉するのは不可能だ。彼がベルギー代表でプレーしたいと言うのなら、ここから何も言い争うようなことはない。私はそういうゲームをするつもりはない」

「彼は資格があって、(ベルギー代表で)プレーしたがっている? それなら完璧だ、私に示してほしい。マンチェスターや他の場所でトップレベルなら、技術を見せてほしい。もし私が必要とするなら招集する。私はヤヌザイに対しても他の誰に対しても約束はしない」

 この発言に対してヤヌザイの父親は不快感を示し、次のように答えたと複数メディアが伝えている。

「恥知らずなことだ。我々は、ベルギーサッカー協会からの招集や電話や手紙に対して何もリアクションをしたことはない」

「息子の招集を要求しているのは彼らの方であって、我々ではない。ビルモッツの発言は、(ベルギー代表への)招集を有利にするものではない。我々はこのコメントに対して怒っている」

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