beacon

クラシコデビューのネイマールが1G1A!!バルサが今季初のクラシコを制す

このエントリーをはてなブックマークに追加

[10.26 リーガ・エスパニョーラ第10節 バルセロナ2-1レアル・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは26日、第10節2日目を行い、バルセロナが本拠地カンプ・ノウにレアル・マドリーを迎え、今季初のクラシコが行われた。前半19分にFWネイマールのゴールで先制したバルセロナは後半33分にもネイマールのアシストで追加点。レアルも後半アディショナルタイムに1点を返したが、バルセロナが2-1でクラシコを制した。

 MFセスク・ファブレガスが“偽9番”として中央を起点に自由に動き、FWリオネル・メッシは右サイド、ネイマールが左サイドに張ったバルセロナ。一方のレアルはDFセルヒオ・ラモスを中盤のアンカーに置いた4-3-3を採用し、3トップの中央にMFガレス・ベイル、右にFWアンヘル・ディ・マリア、左にFWクリスティアーノ・ロナウドが入った。

 立ち上がりは五分五分の拮抗した展開となったが、徐々にバルセロナがボールポゼッションを高めていく。そして前半19分、MFアンドレス・イニエスタが中央からドリブルで仕掛け、PA内左のネイマールへ。ネイマールは中に切れ込み、右足でシュート。これがDFに当たってコースが変わり、ゴール右隅に吸い込まれた。

 今季、サントスからバルセロナに加入したネイマールのクラシコデビュー戦ゴールが貴重な先制点。同じく今季、トッテナムからレアルに加入し、クラシコデビューとなったベイルも前半26分にドリブルからミドルシュートを狙ったが、ゴール上に外れた。1点を追うレアルは前半44分、C・ロナウドが左サイドを縦に突破し、クロス。ゴール前に走り込んだMFサミ・ケディラが合わせたが、GKビクトル・バルデスの好守に阻まれた。

 1点ビハインドで後半に折り返したレアルは後半開始からベイルとディ・マリアの位置を入れ替え、反撃を狙う。後半11分にはセルヒオ・ラモスに代えてMFアシエル・イジャラメンディを投入。同13分、中盤でボールを奪い、MFルカ・モドリッチのスルーパスからC・ロナウドが左足で狙ったが、これもバルデスの好セーブに遭った。

 後半16分、2枚目のカードでベイルを下げ、FWカリム・ベンゼマをピッチに送り込んだレアル。同点ゴールを目指して前がかりになるが、なかなかバルセロナ守備陣を突き崩せなかった。同26分にはディ・マリアのスルーパスに反応したC・ロナウドがPA内で後方からDFハビエル・マスチェラーノに押し倒されたが、主審の笛は鳴らない。直後の後半27分、ベンゼマの強烈な右足ミドルはクロスバーを直撃した。

 レアルは後半31分、最後の交代カードを使ってディ・マリアがFWヘセ・ロドリゲスと交代。一方、後半25分からセスクに代わってFWアレクシス・サンチェスが入っていたバルセロナは同32分、イニエスタに代えてMFアレクサンドル・ソングを投入した。

 迎えた後半33分、バルセロナはネイマールのスルーパスにサンチェスが反応。いったんボールをキープすると、前に出ていたGKディエゴ・ロペスの位置を見逃さず、PA手前から右足でループシュートを打った。ディエゴ・ロペスの頭上を越えたボールは鮮やかな放物線を描いてゴールマウスへ。2-0とリードを広げた。

 レアルも後半アディショナルタイムにC・ロナウドからパスを受けたヘセが右足ミドルで意地の1点を返したが、反撃もここまで。2-1で逃げ切ったバルセロナがクラシコを制した。前節・オサスナ戦(0-0)で開幕からの連勝は8で止まったが、2試合ぶりの白星で9勝1分とし、無敗&首位をキープ。一方のレアルは3試合ぶりの黒星で今季2敗目を喫した。


▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2013-14特集

TOP