マンチェスター・ユナイテッドのアシスタントマネージャーを務めるスティーブ・ラウンド氏がMFアドナン・ヤヌザイの急成長に「試合を重ねるごとに良くなっている」と驚いている。

　今年8月13日に行われたコミュニティーシールドのウィガン戦(2-0)でプロデビューを果たした18歳の新鋭は、ここまでリーグ戦5試合に出場し、2得点を挙げている。主に左ウィングとして起用されることが多いが、29日に行われたキャピタル・ワン杯4回戦ノリッジ戦(4-0)では、トップ下で起用。先制点につながるPKを獲得するなど、いつもと違うポジションでもインパクトのあるパフォーマンスを披露した。

　ラウンド氏はこの状況を見て「アドナンのような若手には、経験をたくさん積ませたい。成長のために複数のポジションを経験させて、いろいろなアイデアを持ってプレーできるようになってもらいたい」と、時間をかけて育てていきたいと話している。

　また、今季カーディフからレンタル復帰したMFウィルフレッド・ザハについても言及した。ザハはリーグ戦での出場はまだないが、ノリッジ戦に先発し、後半33分までプレー。「良いプレーをしていたので満足している。交代直前の時点で少し疲労が見て取れたが、今後の自信につながるだろう。オールド・トラフォードでの勝利を実体験できたのは良かったと思う」とコメントしている。

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