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2022年カタールW杯、イランらと共催の可能性も?

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ブラッター会長が明かす

 FIFAのゼップ・ブラッター会長は、2022年のワールドカップ(W杯)がイランら中東各国との共催で開催される可能性を明らかにした。イギリス『ガーディアン』『テレグラフ』らが伝えている。

 カタールに関しては、建設作業員の過酷労働が問題となっており、労働組合の抗議活動がFIFA本部前で行われた。UEFAのミッシェル・プラティニ会長はカタールの単独開催からイランやペルシャ湾岸諸国での共催に変更する案を提案していた。

 ブラッター会長は、U-17W杯決勝戦の前にアブダビで、「イランは、政治レベルでも喜んで開催すると言ったよ。ペルシャ湾岸諸国だけでなくイランもだね。W杯を熱望しているUAEの問題でもある」と発言した。

「また、労働者の権利に関する批判を避けたいが、これは別の問題だ。異なる国で開催することは、新しいアイディアではない。段階的に進めていく必要がある。2022年までの9年間で、決定を下さなければいけない」

 共催の可能性を述べたブラッター会長だが、自身のプライオリティーは冬にカタールW杯を開催することだと主張した。

「次のW杯まで議論されるだろう。我々の懸念は、投資家、フットボールクラブ、リーグ、サッカー協会、選手と協議することだ」
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