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デシャン、FIFAバロンドール投票期限延長に疑問

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リベリが受賞すべきと主張

 フランス代表のディディエ・デシャン監督は、今年度のFIFAバロンドールの投票期限が延長されたことに疑問を呈している。

 FIFAは先日、15日までとなっていたバロンドールの投票期限を29日まで延長したことを発表。各国の代表監督やキャプテン、メディアの代表者からの返答が少なかったことを理由に挙げていた。

 しかし、この期限延長がレアル・マドリーに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに有利に働く可能性が取りざたされている。C・ロナウドは、15日と19日に行われたワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフで、チーム総得点の4ゴールを挙げ、母国をW杯本大会出場に導いてインパクトを残した。

 デシャン監督は、フランス『レキップ』で投票期限の延長に違和感を感じると語っている。

「この決定はとても、とても奇妙なものだ。これ以上厳しい言葉は発したくない。だが、率直に言えば、選考過程でどうして規則を変えることができるのか...。理解できないよ」

 デシャン監督は、バイエルン・ミュンヘンに所属するフランス代表MFフランク・リベリが今年度の受賞にふさわしいと主張している。

「2013年に関しては、一番の選手はリベリだ。もちろん、ほかにも素晴らしい選手はたくさんいるけれどね。リベリはずべての基準を満たしている唯一の選手だ」

「リベリは代表でもバイエルンでも決定的だった。彼のプレーへの影響力、ゴール数、アシスト数がそれを証明しているよ。バイエルンで4つのタイトルを獲得して、ブンデスリーガとヨーロッパで最優秀選手となった」
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