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エトーのハットトリックでチェルシーがユナイテッドに完勝。香川は出番なし

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[1.19 プレミアリーグ第22節 チェルシー3-1マンチェスター・U]

 プレミアリーグは19日、第22節を各地で行い、日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドは、アウェーでチェルシーと対戦した。FWサミュエル・エトーのハットトリックなどで、チェルシーが3-1で勝利している。香川はベンチ入りしたものの、出場機会はなかった。

 FWロビン・ファンペルシー、FWウェイン・ルーニーを欠くマンチェスター・Uだが、立ち上がりは攻勢に出る。PA内でMFアシュリー・ヤングが決定機を得るが、シュートはGKペトル・チェフに阻まれた。先制したのは、粘り強く対応していたホームチームだった。前半17分に右サイドでボールを持ったFWサミュエル・エトーがDFをかわして、左足でシュート。ボールはMFマイケル・キャリックに当たり浮き球となり、ゴールに吸い込まれた。

 これ以上、上位と勝ち点を離されるわけにはいかないユナイテッドは、エブラが高い位置でボールを奪ってシュートに持ち込むが、左に外れる。前半38分にも左サイドからチャンスをつくり、PA内でFWダニー・ウェルベックが決定機を得たが、シュートはGKチェフの正面を突いた。

 しっかりと耐えたチェルシーは、前半終了間際にもチャンスをつくる。MFオスカルのオーバーヘッドは、クロスバーを越えて行ったが、前半45分にはCKの流れから、DFガリー・ケーヒルのパスを受けたエトーが、ゴールネットを揺らし、リードを2点として前半を折り返した。

 後半開始早々にチェルシーは、試合を決定付ける3点目を挙げる。CKをケーヒルがヘディングシュート。これはGKデ・ヘアに防がれたが、こぼれ球をエトーがゴールに押し込み、移籍後初のハットトリックを達成した。

 ユナイテッドはエブラが負傷し、DFクリス・スモーリングを起用。さらにFWハビエル・エルナンデスも投入する。チェルシーの堅守に苦しめられたが、後半33分にはエルナンデスが1点を返す。

 2点差に詰め寄られたチェルシーは、FWフェルナンド・トーレス、さらにベンフィカから再獲得したばかりのMFネマニャ・マティッチを起用する。このまま試合は終わるかと思われた後半ロスタイム、ユナイテッドは、DFネマニャ・ビディッチが後方からの危険なタックルでMFエデン・アザールを倒し、一発退場になる。

 このままチェルシーが3-1で勝利し、リーグ戦5連勝を記録。一方のユナイテッドは、2014年に入ってリーグ戦で早くも2敗目を喫した。


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