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ラニエリ、ファルカオ負傷で審判を批判

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「カードを出さないのはあり得ないことだ」

 モナコFWラダメル・ファルカオが22日の試合で負傷したことを受け、チームを指揮するクラウディオ・ラニエリ監督は、審判の姿勢を批判している。

 クープ・ドゥ・フランスのベスト32でモンドール・アゼルグ・フットと対戦したモナコは、29分に先制点を挙げたファルカオが40分に後方からタックルを受けて負傷。左ひざを痛めた同選手は、ストレッチャーでピッチを後にした。

 モナコは数日中に精密検査を行うとしているが、ファルカオは前十字じん帯を痛めた可能性も伝えられており、ブラジル・ワールドカップ(W杯)への影響が心配されている。ファルカオはコロンビア代表のエースで、W杯グループステージでは日本代表と対戦する。

 ラニエリ監督は試合後、報道陣に対して次のように話した。複数メディアが伝えている。

「一つだけ言いたい。いわゆるスモールチームとの対戦では、試合がフィジカルなものになるのは理解している。それは選手たちにも伝えてあった。だが、審判がファウルのたびに笛を吹き、だがカードをまったく出さないのはあり得ないことだ。ファルカオが深刻なケガをしたとすれば、それは審判のせいだよ」

「あり得ないよ。誰もがイングランドのようなプレーを求め、『流せ、流せ』と言う。だが、ここでは不可能だ。審判はファウルを見たら笛を吹かなければいけない。ハードなファウルだったら、イエローカードを出さなければいけない。それが2回目なら、レッドカードを出さなければいけない。今日はそれが見られなかった」
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