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清武、クロスバー直撃の右足ボレーも…バイエルンに敗れ3連勝ならず

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[2.8 ブンデスリーガ第20節 ニュルンベルク0-2バイエルン]

 ブンデスリーガは8日、第20節2日目を行い、MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクはホームで首位バイエルンと対戦し、0-2で敗れた。清武はフル出場し、クロスバー直撃のボレーシュートも打ったが、無得点。チームも3連勝ならず、6試合ぶりの黒星を喫した。MF長谷部誠は右膝外側半月板損傷のため欠場している。

 前半戦17試合を未勝利で終えたニュルンベルクだが、後半戦は2戦2勝。王者バイエルンをホームに迎えたこの日も前半4分、MFマルクス・フォイルナーの右クロスからフリーの清武が右足ジャンピングボレーで合わせたが、惜しくもクロスバーを直撃した。

 前半17分にもフォイルナーのスルーパスからMFヨシップ・ドルミッチが抜け出すが、シュートはGKマヌエル・ノイアーがセーブ。こぼれ球に詰めたFWダニエル・ギンチェクのシュートもDFダビド・アラバの体を張ったブロックに阻まれた。

 決定機を生かせなかったニュルンベルク。すると、その直後だった。前半18分、MFマリオ・ゲッツェから左サイドをオーバーラップしたアラバにパスが通り、クロスボールにFWマリオ・マンジュキッチが左足ボレーで合わせた。少ないチャンスをものにし、先制に成功したバイエルン。同32分にはMFアリエン・ロッベンの直接FKがポストを直撃し、跳ね返りをMFトーマス・ミュラーが頭で狙ったが、今度はクロスバーに阻まれた。

 前半を最少失点で食い止め、0-1で折り返したニュルンベルクだったが、後半の立ち上がりに2失点目を喫した。バイエルンは後半4分、マンジュキッチの右クロスにMFフィリップ・ラームが右足で合わせ、追加点。その後も終始、試合を優勢に進め、完封勝利を飾った。バイエルンはこれで12連勝。18勝2分の勝ち点56に伸ばし、昨季から続くリーグ戦連続不敗記録も45試合(39勝6分)に更新している。


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