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モウリーニョ:「私が代表監督なら他国出身の選手は呼ばない」

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選手の出身国にこだわる

 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督は、選手が出身国以外のパスポートを取得して代表入りすることには反対する姿勢を見せている。

 イングランドでは、マンチェスター・ユナイテッドMFアドナン・ヤヌザイの将来的な代表招集の可能性が探られている。ベルギーで生まれ、複数の国の代表入りの資格を持つジャヌザイだが、現時点で資格のないイングランド代表も何らかの形で招集を画策する可能性もある。

 一方で、スペイン代表にはブラジル出身のA・マドリーFWジエゴ・コスタが招集されるなど、出身国以外で代表入りを果たす選手も多い。だがモウリーニョ監督はこういった動きに同意はしていないようだ。イギリス複数メディアが同監督のコメントを伝えた。

「いつの日か私が代表監督になるとすれば、私の国で生まれた選手だけを招集するだろう。それは間違いない。あるいは私の国で生まれていないとしても、両親がその国と強い結びつきを持っている選手だけだ。単にパスポートを持っているだけの選手を、チームの強化になるからといって呼ぶことはない」

「私にとっては、自分の国の代表チームというのは大きな意味があるものだ。いつかポルトガル代表を指揮することがあるなら、私はポルトガル人とともに行く。ポルトガル人とその友人たち、ではない。ポルトガル代表はポルトガル人のものだ」

 あくまでも個人的な意見だとしながらも、モウリーニョ監督は自身がポルトガル代表監督となった場合の方針を述べている。

「これは一つの選択肢でしかないし、誰もが自分の選択肢を持つことができる。私は批判しているわけではない。ただ、もし私が代表監督だったという話をしているだけだ。基本的にはポルトガル代表監督の話だということになるだろう」

「私はテクノロジーの導入に賛成だ。審判が結果に影響するのをなるべく少なくしなければいけない。簡単なことではないだろうが、何かしら可能だろう」

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