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昨季プレミア19発のFWベンテケインタビュー、「プロになるのは遠い道のり。とても頑張って努力しました」

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 世界で戦える若きフットボーラーを発掘する世界規模のスカウトプロジェクト「NIKE CHANCE」は8日、イングランド代表の本拠地、セント・ジョージズ・パークで最終選考会に当たる「グローバルセレクション」2日目を行った。33か国から集まった10代の選手たちが7対7や11対11など熱戦を繰り広げたが、フィールドメニュー終了後の夜にはサプライズゲストとしてベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケ(アストン・ビラ)が来場。選手たちは昨シーズンプレミアリーグで19得点をたたき出している大型FWと一緒にゲームを楽しんだり、写真撮影をして、貴重な時間を過ごした。

 またベンテケは取材にも応じ、「NIKE CHANCE」参加選手へ向けたメッセージや今夏世界一を懸けたブラジルでの戦いへの思いを語った。

―「NIKE CHANCE」に参加している選手たちへメッセージを
「すごくいい機会だと思います。ここから始まりとして(ナイキ)アカデミーに入れるように頑張ってほしいと思います」

―あなたが「CHANCE」を掴んだのはいつでしたか
「いろいろなことが起こったからなんですけど、(ベルギーのゲンク時代)16歳の時に監督が試合に出してくれてそこが始まりでした」

―プレミアリーグで活躍する選手になるまで、どのような努力をしてきたのか
「いろいろと犠牲にしてプロになるのは遠い道のりですから。とても頑張って努力しました。ピッチでもピッチの外でも食べる、眠る、休むをしっかりとすること。そういうことが体もよくしてくれると思います」

―これまでのサッカー人生で最も興奮した瞬間は?
「イングランドで契約したこと。(イングランドに憧れていた?)そうです」

―今シーズンの自身、チームのパフォーマンスについては(現在9得点)
「上下ありますけれども、それがフットボールですから。トップに行きたいですけれども、いい日も悪いもあると思いますけれども、続けていくことが大事だと思います」

―今夏、ベルギー代表として世界と戦う
「頑張っていい結果を期待しています。いい世代の若い選手がそろっていますし、いいワールドカップになったらなと思います」

―一時期低迷していたベルギー代表が再び高いレベルで争うことができるチームになってきた要因は?
「大きいリーグでイングランド、スペイン、イタリアでも活躍している選手がいるし、だからよくなっていると思っています」

―目標は
「できるだけ行くところまで行きたい。(個人的には)たくさんゴールを入れたいです」

(取材・文 吉田太郎、協力 NIKE)

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