beacon

ネスタ氏:「ミランは改革に失敗した」

このエントリーをはてなブックマークに追加

イタリア全体の問題を指摘

 元イタリア代表のアレッサンドロ・ネスタ氏が、古巣ミランが改革に失敗したとの見解を示している。

 コッパ・イタリアに続き、チャンピオンズリーグ(CL)でもベスト16敗退に終わり、リーグ戦でもカップ戦出場権を得られるか微妙なミラン。かつて守備の柱としてミランを支えたネスタ氏は、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で次のように話している。

「(CLは)手痛い敗退だった。世代交代がうまくいかなかった結果だ。選択を間違えたんだよ。だが、話はそれだけにとどまらない」

「今のミランはもう私がいたころのミランではないんだ。お金を使って大きなことを考えられた、あのときのクラブとは違う。今はリソースがなく、ピッチがその結果を示しているんだ。ミランにとっても、イタリアサッカー全体にとってもね」

 ネスタ氏はイタリアサッカー全体が遅れをとっている理由について、このように述べている。

「全盛期にクラブの会長たちが下部組織への投資をしなかったからだ。それと、クラブが収支を心配してこなかったからだね。以前のイタリア経済では大丈夫だったが、今はそうじゃない。それで赤字になっている」

▼関連リンク
セリエA2013-14特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP