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クロップ:「チームを批判する理由はなかった」

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後半に修正できると感じていたが…

 ドルトムントは15日、ブンデスリーガ第25節でボルシアMGと対戦し、ホームで1-2と敗れた。ユルゲン・クロップ監督は選手たちに責めるところはなかったと話している。

 前半に2失点を喫したドルトムントは、ボルシアMGが退場者を出した終盤にMFミロシュ・ヨイッチのゴールで1点を返すと、最後まで同点弾を目指したが、追いつくことはできず。首位バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点差は23に広がった。

 クロップ監督は試合後、次のように話している。ドイツ『ルールナハリヒテン』が伝えた。

「ハーフタイムまでに2失点するほどミスが多かったわけではない。だが、失点の前にいずれも決定的な競り合いで負けていたんだ。それ以外でも気迫が足りなかった場面があったね」

「(ハーフタイムに)選手たちは非常にポジティブだった。まだ、後半に修正できるという雰囲気だったんだ。好機を逃したり、精度を欠く場面が何度かあると、焦りがあるのは確かだ。それでも、我々には勢いを感じられる瞬間が訪れ、そこから完全に試合に入った。私は、チーム内で批判もする。だが、今日の試合ではそんなことをする理由がなかった」

 判定への不満を見せていたクロップ監督は、終盤に退席処分となった。このことについて、同監督は次のように話している。

「スタンドに上がるように指示したのは第4審判だったが、自分の発言は覚えているよ。彼に『ここは笛を吹かないんだろう』と言ったんだ。何度か妥当な退席処分を受けてきたが、今回は何もなかった」

「アディショナルタイムに入り、8万人が興奮している状況で、完全に落ち着いていろとでも言うのかい? この判定に対して私は何もできない。でも本当に、退席させられる理由はなかった」


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