マンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督は、クラブへの残留を希望したFWロビン・ファン・ペルシーのコメントに満足しているようだ。

　16年夏まで契約を残すファン・ペルシーをめぐっては退団の噂が流れるなど去就が注目されていたが、ファン・ペルシー自らが「僕はクラブに満足している。今の契約満了後も残りたいと思っている。メディアは違うように報じているだろうけど、これが僕自身の思いなんだ」と退団説を一蹴し、チームに残留する意向を示した。

　クラブの公式HPは、これを受けたモイーズ監督のコメントを掲載。「以前から言っていたように、彼はクラブに残る。皆さんの見解は異なるようだったがね」とあらためてファン・ペルシーの残留を明言し、「彼の発言をそのまま受け取る。あと数年契約が残っているので、その後はクラブが検討すること」と語った。

　先月21日にはFWウェイン・ルーニーも19年6月までの契約延長で合意した。ルーニー、ファン・ペルシーという世界的なストライカー2人がクラブに残りたいと考えていることを指揮官は喜んでいる。

「チームにはウェイン(・ルーニー)、それにロビンという素晴らしいFWがいる。彼らは試合を決める能力を持っている。代表でも重要な立場にいる選手だし、世界中のクラブが欲しがる選手だ。そんな彼らがクラブにいてくれてうれしく思うし、何よりも重要なのは、2人ともにユナイテッドの選手でいたいと言っていることだ」

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