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コンテ:「ユーベはスーパーファンタスティック」

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ジェノア戦に競り勝って満足の指揮官

 ユベントスは16日、セリエA第28節でジェノアと対戦し、敵地で1-0と勝利を収めた。アントニオ・コンテ監督はチームをたたえ、ユベントスが堂々の成績を残していると強調している。

 オフサイドで2度にわたって得点が取り消され、逆にハンドでPKを献上するなど、厳しい戦いとなったユヴェントス。だが、GKジャンルイジ・ブッフォンがPKをセーブしてピンチをしのぐと、終了間際にMFアンドレア・ピルロが見事なFKを沈めて競り勝った。

 試合後、コンテ監督は次のように話している。イタリア『トゥットスポルト』が伝えた。

「他人はしゃべり、我々は勝つ。そして最後には勝った者が歴史を刻み、しゃべっているだけの人はそうじゃない。我々はスーパーファンタスティックなリーグ戦を過ごしている。遅かれ早かれ、誰かさんも認めなければいけないだろう。全員はそうしないかもしれないが、大したことじゃない。我々は勝っている」

「とても難しい試合だった。誤審もあったが、主審は良いレフェリングをしたと思う。主審も副審も人間で、間違えることはあり得るんだ。スクデットの可能性? 数字は挙げたくない。事実じゃなくなるかもしれないからね。だが、一生に一度の大勝負のつもりで臨んでくるチームを相手に敵地で勝てたのだから、良いシグナルなのは確かだ。チームのパフォーマンスには満足している」

 ターンオーバーに対する批判の声もあったが、開始前のウォームアップでDFアンドレア・バルザーリを負傷で失ったコンテ監督は、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦ファーストレグで起用しなかった同選手の負傷を例に出し、次のように反論している。

「バルザーリのことを見たかい? どうして私が木曜に彼を起用しなかったのか、分かっただろう? フィオレンティーナ戦では(クラウディオ・)マルキージオと(セバスティアン・)ジョヴィンコも負傷した。激しいシーズンの終盤戦なんだ。そういうことも考慮しなければいけない」

 そのフィオレンティーナとは、20日に再びEL決勝トーナメント2回戦セカンドレグで対戦する。

「はっきりさせておくが、我々が優先するのはスクデットだ。会長にスクデット3連覇という歴史的な勝利をプレゼントしたいからね。だがもちろん、我々は木曜の試合でラウンドを突破したいとも思っている。勝つためにフィレンツェへ向かうよ。今の我々は不利と言われている。すでに我々の敗退を祝っている人もいるね。どうなるか、様子を見ようじゃないか」

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