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C・ロナウドが審判批判「クラシコに見合う審判が担当すべき」

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[3.23 リーガ・エスパニョーラ第29節 R・マドリー3-4バルセロナ]

 レアル・マドリーは23日、ホームでバルセロナとの伝統のクラシコに臨み、3-4で敗れた。昨年10月26日のバルセロナ戦(1-2)以来5か月ぶり、公式戦32試合ぶりの敗戦を喫したレアルは、同日ベティスに勝利した2位アトレティコ・マドリーに勝ち点で並ばれ、直接対決の成績により首位の座を明け渡した。

 まさかの打ち合いになった。前半7分にMFアンドレス・イニエスタのゴールでバルセロナが先制したが、同20分にFWカリム・ベンゼマのゴールでレアルが同点に追いつく。同24分には、今度はベンゼマのゴールでレアルが勝ち越すが、終盤42分にバルセロナがエースリオネル・メッシのゴールで同点に追いつき、前半を折り返した。

 後半も一進一退の攻防は続く。まずは10分にFWクリスティアーノ・ロナウドが自ら得たPKを蹴り込み、レアルが勝ち越すが、同18分にFWネイマールが倒されて得たPKをメッシが決めて、再び試合は振り出しに。だが最後は後半39分、MFアンドレス・イニエスタが倒されて得たPKをメッシが沈め、決着を付ける。ハットトリックを決めて、主役の座を射止めた。

 乱打戦はもちろん、両チーム合わせてイエローカード7枚、レッドカード1枚が飛び交う大荒れのゲームになってしまった。特に後半は両チーム合わせて3つのPKが与えられるなど、試合後は判定への不満を漏らす選手も現れた。公式サイトによると、C・ロナウドが「いくつものミスがあった。レアルとバルセロナの対戦レベルに見合う審判が担当すべきだ。審判を敗戦の言い訳にするつもりはないけど、90分の間にたくさんのミスがあった」と恨み節。

「彼のことを見ていたけど、顔面蒼白で、それはすごくナーバスになっていた。彼はこの試合のレベルに見合っていなかった。国王杯決勝では吹かないでもらいたい」と怒りが収まらない様子だった。

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