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シメオネ:「アトレティコの人間は情熱、喜び、苦しみ…」

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観衆の後押しに満足感

 5日のリーガエスパニョーラ第32節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンでのビジャレアル戦に1-0で勝利した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、ビジャレアルの攻勢を受けていた後半に、観衆が大合唱でチームを後押ししたことへの喜びを表している。

 スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「重要な勝利となったね。ビジャレアルのボール支配から抜け出すことができなかったが、自分の考えは明確だった。このクラブのことを知っているからこそ言わせてもらうが、観衆はチームのために何が必要かを解釈しなければならない。今日はアトレティコ・マドリーの人々が、その姿を現してくれた。なぜ我々がアトレティコの人間であるかを何度も問われるが、今日がその答えだ。情熱、努力、慎ましさ、感じる喜びによって我々はアトレティコの人間なんだ。そして苦しむときには、苦しまなければならない。チームにとってファンは大切なものだ。シーズン終盤なら、なおさらだよ」

「これまでにも困難な戦いを強いられてきたが、残り試合はすべてがそうなるだろう。明確なのは、すべて自分たち次第ということだ。気概を示す選手たちに、どんな感謝の言葉を伝えればいいのかは分からない。我々は確かに疲弊しているが、頭を使ってそれを乗り越えていきたい」

 また、この一戦の後に行われたバルセロナ、レアル・マドリーの試合を見るかを問われると、「いいや。家に帰り、明日までは落ち着いて過ごす」と返答。リーガ優勝を願う子供たちに対して何を伝えるのかという質問には、次のように返している。

「子供たちに対しても、水曜のバルセロナ戦のことだけを考えなければいけないと言うよ(笑)。チャンピオンズリーグの試合はクラブにとって重要であり、来週のヘタフェ戦までには、まだまだ多くの日数、時間、分数が残されている」


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