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ローマの追い上げにも動じないコンテ

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暫定5ポイント差に

 ユベントスアントニオ・コンテ監督は、セリエAで2位ローマが暫定5ポイント差にまで迫っている状況にも、予期していた通りだとして動じない様子を見せている。

 ローマの試合消化が遅れていたこともあり、一時は14ポイントまで差を広げていた首位ユベントス。だがローマが12日のセリエA第33節アタランタ戦に勝利した時点で、ユベントスが1試合を多く残して5ポイント差となった。

 3連覇に向けてユーベの優位に変わりはないとはいえ、ローマは逆転を信じて最後の追い上げを試みようとしている。だがコンテ監督に不安はないようだ。13日の会見でのコメントをイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「スクデットをまだ勝ち取っていないということはこれまでにも何度も言ってきた。強力なライバルであるローマと競い合う形で終盤を迎えるのは分かっていた。私にとって目新しいことではない」

「これまでの選択が正しかったことは時間が証明してくれるだろう。1試合を残して5ポイント差をつけているし、ヨーロッパリーグでも順調な道を歩んでいる。ユーベが勝つ限りは、いつも全員を敵に回して孤立するものだ」

 シーズン終了後の自身の去就に関しては、現時点では重要ではないとしてコメントを避けている。

「私の未来は今は関係のないことだ。大事なのはこれから最後までに残った試合に集中し、最大限の結果を得ることだ。それ以外のことを気にするべきではない」

 ユベントスは14日にアウェーでウディネーゼと対戦。この試合に勝利し、ローマとの差を再び8ポイントに戻せるだろうか。


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