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ミラン、CEOとセードルフの関係に緊張?

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伊メディアが報じる

 ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOとクラレンス・セードルフ監督の間に緊張が走っているという。『スカイ・スポーツ』などイタリアの主要メディアが伝えた。

 13日のカターニア戦で1-0と勝利し、4連勝と復調しつつあるミラン。だが、結果が出ているにもかかわらず、セードルフ監督の進退は騒がれ続けている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ミランがリーグ5位で来季のヨーロッパリーグ本選出場権を得ることが、指揮官続投の条件と伝えた。

 カターニア戦で話題を呼んだのは、MFリカルド・モントリーボの先発起用だ。ベンチスタート濃厚と見られていた同選手だが、最終的にはスタメンに名を連ね、決勝点を挙げた。メディアは、ガッリアーニCEOとセードルフ監督の話し合いでモントリーヴォ起用が決まった模様と伝えている。

 セードルフ監督は試合後、「誰かが話しているということだ。私はそれが気に入らない」とコメント。内部情報がメディアに伝わったことに不快感を示した。

 ガッリアーニCEOは15日にミラネッロへ向かい、セードルフ監督と話し合う予定だった。だが、「予定外の仕事のために」ミラネッロへ行くことができず、指揮官との会談やメディア取材がキャンセルに。イタリアメディアは、CEOと監督の間に緊張感が漂ったままだと伝えている。

 一部では、下部組織のフィリッポ・インザーギ監督や、元ゼニト・サンクトペテルブルク監督のルチアーノ・スパレッティ氏、パルマのロベルト・ドナドーニ監督らへの関心もささやかれるミラン。今季残り5試合の結果次第で、セードルフ体制に変更はあるのだろうか。
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