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レアル、リーガ残り4戦はD・ロペスとカシージャスが2試合ずつプレー

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 レアル・マドリーは4日のリーガ・エスパニョーラ第36節でバレンシアと対戦する。欧州CLで12シーズンぶりの決勝進出を決めたカルロ・アンチェロッティ監督だが、今はリーガに集中する必要性を強調した。クラブの公式HPが試合前日に行われた記者会見でのコメントを伝えている。

「我々はチャンピオンズリーグの準備のことを考えてはいない。バレンシア戦のことを考えており、リーガのため、最後の瞬間まで戦うつもりだ」

 消化試合が1試合少ないとはいえ、首位アトレティコ・マドリーとは勝ち点6差。アトレティコとの直接対決の成績も1分1敗のため、勝ち点で並ぶだけでは逆転できない。残り4試合に全勝し、アトレティコが3試合のうち2試合で勝ち点を取りこぼすことに期待するしかない。

 一方、GKに関してはCL決勝も見据えてGKディエゴ・ロペスとGKイケル・カシージャスの2人を併用する考えを明らかにした。

「明日(バレンシア戦)はディエゴ、水曜日(7日のバジャドリー戦)はイケル。そして(11日の)セルタ戦にはディエゴが復帰し、(18日の最終節・)エスパニョール戦ではイケルがプレーする」

 今季はこれまでリーグ戦ではディエゴ・ロペスが全34試合に先発しており、カシージャスはCLとコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)でゴールを守ってきた。CL決勝もカシージャスが守護神を務めることになるが、決勝は24日のため、準決勝第2戦から約1か月空いてしまう。

「カシージャスは今月プレーする必要がある。決勝の準備のために1か月プレーしないことが正しいとは思えない」。そう説明したアンチェロッティ監督は「私は彼らと話し、これに同意してもらった」と、すでに2人にも伝え、理解を得ていることを明かした。


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