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監督去就が不透明のユーベ、ジダン氏にも関心か

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コンテの後任にレジェンド復帰?

 3連覇を果たしたユベントスは、アントニオ・コンテ監督の去就が騒がれている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は11日、ユーベのOBでレアル・マドリーのアシスタントコーチであるジネディーヌ・ジダン氏も、新監督候補の一人になるかもしれないと報じた。

 コンテ監督は11日のローマ戦後、「これ以上改善できる余地があるか疑問を感じている」と発言しており、3年連続優勝という偉業を置き土産に、ユーベを去る可能性が騒がれている。

『ガゼッタ』は11日付の紙面で、ユーベの希望はコンテ監督の続投としつつ、同監督が退任する場合の候補者の名前を挙げた。希望のトップはドルトムントユルゲン・クロップ監督だが、アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督とともに、“獲得”は難しいと伝えている。

 そのほかには、元ゼニト監督のルチアーノ・スパレッティ氏や、ガラタサライロベルト・マンチーニ監督、元ミラン監督のマッシミリアーノ・アッレグリ氏、フィオレンティーナのビンチェンツォ・モンテッラ監督らの名前が挙げられた。

 そして「アウトサイダー」として、セビージャウナイ・エメリ監督、サンプドリアシニシャ・ミハイロビッチ監督、そしてジダン氏の名前が浮上した。ユベンティーノのアイドルであるジダン氏の招へいは、「魅力的」な案だと伝えている。

 今季、カルロ・アンチェロッティ監督のアシスタントを務めているジダン氏だが、指揮官としての経験はない。だが『ガゼッタ』は、ユーベのアンドレア・アニェッリ会長が、当時ビッグクラブでの指揮経験がなかったコンテ監督を招へいしたことを指摘している。

 監督業への関心を明かしているジダン氏は、モナコやボルドーなど母国フランスのクラブからの関心が噂されている。コンテ監督は11日の試合後、ジダン氏について次のように話した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「それは(ユーベのゼネラルマネジャーであるジュゼッペ・)マロッタに聞くべき質問だよ。ジズーは私にとって兄弟のようなものだ。我々は一緒にたくさんの勝利を手にしてきた。素晴らしい男だ。マドリーでアンチェロッティのアシスタントをしていることをうれしく思う。彼の今後の成功にエールを送りたい」


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