モナコやシティなどが興味か

　レアル・マドリーFWアンヘル・ディ・マリアは、今季終了時に新天地を求めることになるかもしれない。スペイン『マルカ』が報じている。

　ディ・マリアは今季、これまで公式戦50試合に出場して11得点を記録している。だが、昨年夏に加入したMFガレス・ベイルの存在で中盤に起用されることが多く、MFサミ・ケディラが復帰してからは出場機会を減らすことも懸念されている。

　そのディ・マリアに、アーセナルやマンチェスター・シティ、モナコ、パリSGなど複数クラブが興味を抱いているようだ。『マルカ』によれば、マドリーは移籍金として4000万ユーロが支払われれば、同選手を売却する準備があるという。

　一方で、マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督はディ・マリアの残留を望んでいると伝えられている。12年ぶりにマドリーを欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝に導いたイタリア人指揮官は、クラブ史上10度目となるCL制覇を成し遂げられれば、要望を通してディ・マリアの移籍を止められると見られている。

　ディ・マリアは、6月に行われるW杯本大会にアルゼンチン代表として参加することが濃厚となっている。同選手は来季の所属先を明確にした状態でW杯に臨むことを願っていると見られ、CLの結果次第で6月までに移籍が決定する可能性も浮上している。

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