補強の見通しを語る

　ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、1月の移籍市場での獲得が噂されるガラタサライMFヴェスレイ・スナイデルを称賛し、加入すればチームの強化につながると話している。

　ユベントスはすでにスナイデルやガラタサライと接触し、獲得に向けた交渉を開始していると報じられる。ガラタサライは2000万ユーロの契約解除金満額を要求する姿勢も見せているようだが、今後の動きが注目されるところだ。

　6日に行われるセリエA第17節インテル戦に向けた会見で、アッレグリ監督は補強の見通しについて次のように述べた。イタリアメディアが伝えている。

「クラブと話をして、我々は非常に明確な考えを持っている。ユーヴェを強化するのは簡単ではないが、完成させることはできる。何も秘密にすることはない。トップ下一人とDF一人を探しているというのが我々の1月の移籍市場だ」

「スナイデル?　加入するなら加入してからでなければ何も話せないが、彼はまだガラタサライの選手だ。チームを改善するには、我々以上のクオリティーを持った選手が必要になる。スナイデルは技術的に優れたクオリティーを持った選手であり、すでに強力な中盤を完成させてくれるだろう」

　2016年夏までとなっているユヴェントスとの現在の契約を延長しないつもりだと語ったFWカルロス・テベスについては、指揮官は次のように述べた。

「まだ1年半残っている。考えを変えることもあるかもしれないし、一瞬気が緩んだときにそういうことを言ったのかもしれない。何も特別なことを言ったわけではないと思う」

「プロフェッショナルであれば、チームを移ることも契約後に母国に戻ることも冷静に考えられる。彼は最後までプロフェッショナルでいてくれるだろう。人生と同じく、サッカーも止まらないものだ。主役たちは変わってもクラブはそのまま続いていく」

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