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ガットゥーゾの新天地はスコットランドか 「英国のスタイルは自分に合う」と意欲

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ハミルトン監督就任に向け交渉

 昨年末にギリシャのOFIクレタの監督を辞任したジェンナーロ・ガットゥーゾ氏は、スコットランドのハミルトン・アカデミカルの新監督就任に向けた交渉を行っていることを明かし、就任に乗り気な姿勢を見せている。

 若手時代にグラスゴー・レンジャーズでプレーした経験も持つガットゥーゾ氏。夫人がスコットランド出身という縁もあり、ハミルトンでの仕事に意欲的な様子だ。

 これまでシオン、パレルモ、OFIクレタで監督を務めながらいずれも短期間での退任となったが、ガットゥーゾ氏の新天地はスコットランドに決まるのだろうか。イギリスメディアが同氏のコメントを伝えている。

「すでに代理人がハミルトンの関係者と話をしている。ハンガリーやイスラエルやそのほかの国のクラブからも接触があったが、ハミルトンが私のリストのトップだ。今後数週間はほかのクラブと話をするつもりはない」

「スコットランドに家族はいるが、それだけがそこで仕事をしたいという理由ではない。サッカーの水準も高いし、試合の雰囲気も素晴らしいからね。ハミルトンも良いクラブだし、今シーズンは印象的な結果を残している」

 今季スコティッシュ・プレミアリーグでは序盤戦で首位にも立ち、順位表の上半分を維持する好調な戦いを見せてきたハミルトン。チームを約10年間率いていたアレックス・ニール前監督は今月退任し、チャンピオンシップ(イングランド2部)のノリッジ・シティ監督に就任した。

「ハミルトンのことはよく知っている。素晴らしいアカデミーのあるチームで、今までにも大勢の優れた若い選手たちを輩出している。現役時代に得た経験から、私は彼らに色々なことを教えられると思う。若い選手たちと一緒に仕事をするのは好きなんだ」

「休暇のためにスコットランドへ行くつもりはない。成功できるために可能な限り必死に仕事をするつもりだ。私のスタイルはイギリスでプレーされるサッカーに完璧に合っていると思う。アグレッシブなサッカーをして、選手たちがボールを追いかけるのが好みだ」
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