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ロシア、カペッロへの未払い金支払いを完了 アーセナル株主が貸付

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 ロシアサッカー連盟(RFU)は6日、未払いとなっていた同国代表のファビオ・カペッロ監督に対する給料の支払いを完了させたと公式ウェブサイトで表明した。

 カペッロ監督やスタッフへのサラリー支払いが遅れていることは以前から問題となっていた。報道によれば、昨年6月以来支払いが行われていなかったとのことだ。

 代表監督としては世界最高額と言われるカペッロ監督の給料も含め、未払金の総額は6億ルーブル(約10億5000万円)に達していたと伝えられる。先日には、アーセナル株主でもあるロシア人実業家のアリシェル・ウスマノフ氏がその3分の2にあたる4億ルーブルをRFUに貸し出すことになったと報じられていた。

 RFU公式サイトではウスマノフ氏およびロシアのスポーツ大臣であるビタリー・ムトコ氏への感謝が述べられている。ムトコ氏がロシア『イタル・タス通信』に語ったところによれば、ウスマノフ氏からの貸付金は1月までの未払金をカバーするものではあるが、今後の給料支払いへの見通しが立ったわけではないようだ。

 EURO2016でグループGを戦うロシアは、4試合を終えて1勝2分1敗の勝ち点5で3位と苦戦中。首位オーストリアには勝ち点5差、2位スウェーデンには同1差をつけられている。

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